Memory Care Unit/Facility

(メモリー ケア ユニット/ファシリティ )

Alzheimer’s Care、またはDementia Care施設とも呼ばれる。アルツハイマー症のみでなく他の形態の認知症、あるいは記憶障害を持つ高齢者の介護を専門とする施設。

認知記憶障害を持つ居住者の生活に適した安全な居住環境、介助ケア、そしてプログラムを提供することで居住者の認知記憶障害から生じる混乱をできるだけ取り除き、徘徊行動による危険を予防して生活の質を上げることを目的としている。

Skilled Nursing Facility (SNF)内に認知記憶障害の居住者専用ユニットやフロアを設けているところもあるが、ここでは医療看護を必要としていない認知記憶障害者のための独立した介護専門施設としてのMemory Care Facility、あるいはAssistated Living Facilityに併設されているMemory Care Unitについて説明する。

提供されるサービス:

24時間介助と見守り

薬の投与

認知記憶障害を持つ居住者のためのアクティビティ

掃除洗濯を含むハウスキーピング サービス

食事の提供 


認知記憶障害を持つ居住者への対応策:

徘徊行動による危険を予防した居住環境(全てのドアの施錠、外部にアクセス不可能な中庭等。通称 Locked unit)

居住者の混乱を減らすユニークな室内デザイン配置

メモリーケアと認定されている施設では、スタッフは認知記憶障害者に対応する為の訓練を受ける。

認知記憶障害対応のアクティビティ(頭脳トレーニング、アートや工作等で脳への刺激)

居住者の問題行動を減らせるように、情緒の安定を目的としたセラピー プログラム

(作業療法/音楽療法/ペット療法/アート療法、など)

Primary Care Physician(PCP:主治医)、podiatrist(足の専門医)、dentist(歯科)といった他分野の医療従事者との連携されたケア。また医療看護ケアが必要な時は、状況によりHome Health Care(ホーム ヘルス ケア/HHC:訪問看護)サービスを利用することで対応したり、ホスピスケアとも連携したりする。

費用:

居室費、食事代、介助費、サービス費が含まれる。マサチューセッツ州の月額中央値は、およそ$7,300

一般的に認知症ケアを含まないAssisted Living Facilityよりも2、3割高い傾向

※Memory Care Facilityの管轄は州により異なる。マサチューセッツ州では、Assisted Living Facilityが併設経営することが多いことから、Assisted Living Facilityのガイドラインで管轄される。

コラム

Assisted Living, Memory Unit, Skilled Nursing Facilityには契約をした専門医が定期的に訪れることが多いです。一般的なのが足専門医(Podiatrist )、眼科医、歯医者です。

足の専門医は糖尿のむくみや足全般のケアに合わせ、足の爪も切ります。眼科医も歯科医も複雑な治療はしませんが定期検診を行います。訪問医がいるかを施設で確認し、契約について尋ねてみましょう。

高齢者施設には、居住者の衣類やリネンを洗濯するランドリーサービスがあるが、衣類の紛失がたびたび報告されている。このため個々の衣類(靴下片方ずつでも)の記名は必須であり、家族が持ち込んだ衣類はマーカーで記名する。白や明るい色生地だと名前がわかりやすい。また、施設のスタッフに依頼して洗濯用の記名ラベルをハウスキーピング担当者につけてもらうこともある。

紛失を避けるために、家族が衣類等を持ち帰って洗濯することも可能。スタッフにその旨を伝えるとクローゼットのドア等に"Family does laundry"と言うサインを施設側がつけてくれるので、間違ってランドリーに持って行かれることはない。