入学・編入手続き

公立学校への入学


キンダー(Kindergarten)の入学準備は一般的には4月が多いようですが、自治体によって手続きの時期が異なります。管轄する市や町、学校区のウェブサイト等で確認して下さい。


必要な書類


一般的に出生証明書(Birth Certificate)のコピー または パスポート、予防接種証明書(英文)、現住所の裏付けとなる書類(賃貸契約書、電気・ガス等の請求書等)のコピー。


編入手続き


海外や他州からの編入には新しい学校や教育委員会への連絡が必要です。また、英語教育ESL/ELL(別章参照)が必要な場合は、自治体のESL/ELL担当課につながり、英語力テストの手続きを進めます。またESL/ELL教師とのミーティングのアポイントをとり編入のための情報をもらいます。編入に必要な書類は、一般的には上記の「必要な書類」に加え、従前の学校からの「在学及び成績証明書(英文)」、「出席状況」、直近の担任の先生による「所見(英文)」等が求められることがあります。


ESL/ELLの英語力テストの時に学校へ持参するもの


現住所、電話番号、Eメールアドレス、予防接種証明書(英文)、健康診断書(アレルギー情報などを含む、英文)、パスポートのコピー、ビザのコピー、現住所を裏付ける書類(賃貸契約書、電気・ガス等の請求書等)のコピー、緊急時連絡先(保護者と連絡がつかない場合)、緊急時にかかりたい病院、従前の学校名、住所、学業成績書(英文)などです。詳しくは自治体に確認してください。

※ 過去に特別支援教育を受けたことがある、発達障がい等が認められる場合は医師の診断書(英文)が求められます。
※ 別州の公立学校に通学していた場合はその学校から付与された生徒番号を伝えます。
※ 状況により出生地を証明するもの、米国のかかりつけ医(歯科医、眼科医)がいる場合はクリニック住所や連絡先、スクールバスの利用希望があれば、申請書などを提出します。

保護者が署名を求められる書類例(自治体や学校区によって異なる)


一般的なものとして、学校区居住に関する宣誓供述書、同意書(Parental Consent)、各種承認書(例えば児童の顔が写った画像を学校ウェブサイトに掲載してよいか、PTO住所録に個人情報を掲載してよいか等)などがあります。


犯罪履歴情報 CORI(Criminal Offender Record Information)


MA州の法律で学校の校舎内に立ち入ったり、ボランティア等を行う際には、過去の経歴にかかわらず、学校側が裁判所が管理する個人の犯罪経歴情報へアクセスすることの承認が求められます。身長(フィートとインチ表記)、体重(パウンド表記)、瞳の色、米国の運転免許証番号(ある場合)、社会保障番号(SSN、ある場合)等が必要になります。


入学・編入時に必要な予防接種


日本の母子健康手帳がある人は、接種済みのワクチン名、ロット番号、接種量、接種日を英訳します。米国の新しい学校区が接種を義務付けているワクチン、必要接種回数/量と照らして不足する場合は追加的に接種します。時間に余裕をもってワクチン接種計画を立てましょう。


MA州  予防接種と免疫に関する法律 

Massachusetts law about vaccination & immunization
Additional Resources  Immunization Requirement
https://www.mass.gov/info-details/massachusetts-law-about-vaccination-immunization#best-bet-

なおワクチンの英訳は以下のツールが役立つかもしれません。ワクチン記録を英訳し、さらに提出書類を作成してくれる無料アプリです。
日米ワクチン記録変換アプリ

http://ameilog.com/akihiroasai/2011/12/03/132547?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter


(2023年4月現在)