義務教育が始まるキンダーガーデン(一般的に5歳)までに、アメリカの子供たちが通うのがプリスクールあるいはデイケアです。大きな違いはプレスクールは保育時間が短く、プログラムの内容に重点をおいているのに対し、デイケアは保育時間が一年を通して長く、世話をするということに重点があるというところでしょうか。以下にもう少し詳しく書きますが、各家庭のニーズに合わせてプログラムを選びます。また通わせないでキンダーまでは家で親子で過ごすご家庭もあります。プリスクール日本の幼稚園にイメージが一番近いのがプリスクールです。これは9月1日に2歳9ヶ月になっていることが条件のところが多いです。公立・私立とありますが、どちらもそのプリスクールがある市や町の学校の年間カレンダーどおりに授業が進められますので、夏休み、冬休み、春休みなど長期の休暇があります。長期の休暇中はサマーキャンプなどに別途通わせているご家庭が多いです。授業は半日あるいは3時ぐらいまでのところがほとんどです。また、出願期間は入学する年の1月から2月あたりで(新年度は9月ですが)、3月にはもう決まっているところが多いです。さらに、たとえばボストン市の公立のプリスクール(プリKと言います)は申し込みの時点でマサチューセッツ州に住んでいないといけないので、渡米後に申し込みをする形になります。 学校によって通うまでにオムツが取れていることを条件にしているところもあります。 デイケア(保育所)一方、デイケアは日本の託児所や保育園のようなところで、夏休みなどの長期休暇はなく祝日を除き年中開いており、時間も夕方まで預かってくれます。小さいお子さんにはお昼寝もさせます。Daycareは年齢別に分かれていて、義務教育のキンダーガーデンの前の年齢をデイケアでもプリスクールというので、お間違えのないようにお気をつけください。朝食・昼食・スナックが用意されるところもあります。 プリスクールにするかデイケアにするかは、まずお仕事などの状況で夕方まで預かって欲しいのか(デイケア)そうでないのか(プリスクール)、年間を通じて預かって欲しいのか(デイケア)それとも長い休暇があっても良いのか(プリスクール)ということがポイントになると思います。 そのほかのチェック項目としては:
(http://www.bostoncentral.com/educare.phpより抜粋・翻訳) http://www.eec.state.ma.us/ChildCareSearch/EarlyEduMap.aspx マサチューセッツ州のEarly Education and Care(早期教育および保育)の部署のサイトです。住所を入力すると、州の認可を受けた保育機関の一覧が出てきます。 比較的日本の方の多い市のプリスクール情報を網羅するサイトをあげておきます。 Arlington http://www.arlingtonfamilyconnection.org/resources/preschools.html Belmont http://www.belmont.k12.ma.us/services/preschool/ Boston http://www.bostoncentral.com/educare.php Brookline early Education program http://www.beeppto.org/ Cambridge http://www.cambridgema.gov/cpl/Kids/earlychildhoodresourcecenter1.aspx Lexington http://www.eec.state.ma.us/ChildCareSearch/EarlyEduMap.aspx Newton http://www.newtonpreschool.com/ ご家庭によって様々な考えがあるでしょうが、一般的な探し方は以下のようです。
|