アメリカでの妊娠・出産

アメリカでの妊娠・出産


1.アメリカでの妊娠準備

2.産婦人科医の選び方

3.検診

4.両親学級

5.出産

6.出産後


1.アメリカでの妊娠準備


2.産婦人科(Obstetrics and Gynecology(OB/GYN))の選び方

①自分の保険ネットワークに入っているか

自分の入っている保険により、受診できる産婦人科医も変わってきます。受診を希望する産婦人科医が保険のネットワークに入っているか、保険会社に確認しましょう。詳細はこちらをご覧ください→妊娠・出産時の健康保険リンク

②どこの総合病院と提携しているか

アメリカでは一般的に、妊婦検診は産婦人科医のクリニックで受けますが、分娩する際はそのクリニックと提携している総合病院にて分娩することが多いです。分娩する総合病院の自宅からの距離や、設備、出産時のサービス等を確認しておきましょう。

③日本語が通じるか、通訳が入るか

英語が苦手な方は、日本語が通じる産婦人科医だと安心です。また、英語の通訳をつけることもできます。


ボストン地域で日本語対応をしている産婦人科はこちら→JB Lineイエローページ/医者(主治医・専門医)


3.検診

 8週目前後 胎児の数・出産予定日の確認のため

 13週目前後 ダウン症有無等遺伝性疾患の確認のため

 20週目前後 胎児の全身・臓器の発達、母体の胎盤の位置の確認のため


4.出産に向けた準備


①紙の手帳

日本語の紙の手帳は、ボストン総領事館窓口で無料で入手することができます(ただし、数に限りがあります)。また、国内発送限定・有料ですが、「風間書房」の通販サイトで購入することもできます。(通販サイト→【販売代行のお知らせ】20年をつづる母子健康手帳(2022年版)

日英併記版の母子手帳は、紀伊國屋書店のウェブサイトにて購入することができます。(紀伊國屋書店ウェブサイト→https://united-states.kinokuniya.com/bw/2010085000909

②PDF

現在、母子健康手帳は厚生労働省のウェブサイトよりPDFで無料ダウンロードすることが可能です。自分でファイルしてお使いになる方は、こちらをご利用ください(厚生労働省ウェブサイト→母子健康手帳について |厚生労働省

③App

現在、多くの団体がApp版の母子健康手帳をリリースしていますので、ウェブで検索しお好みのものをダウンロードできます。



5.出産


6.出産後

申請後、数週間で生まれた子の出生が登録され、州・生まれた市・居住している市からBirth Certificateのコピーを入手することができるようになります。戸籍制度のないアメリカでは、Birth Certificadteはアメリカ国籍や血縁関係を証明する重要な書類となります。日本・アメリカのパスポート申請、日本への出生届の提出等、様々な場面で必要になりますので、複数入手しておくとよいでしょう(今後も、必要となった場合に都度入手することができます)。一般的に、オンライン・郵送・直接オフィスに行く等の方法で入手できますが、州や市により申請方法は異なりますので、ご自身のお住まいの州・市のウェブサイトを確認してください。

SSNは申請後、数週間で登録住所に送られてきます。

出生届と合わせて、在留届に生まれた子どもを追加することも忘れないようにしましょう。


詳細についてはこちら→領事館への届出