55 + Community

フィフティ ファイブ プラス コミュニティ

別名Active Adult Communities, Lifestyle Communities, Retirement Communitiesともいう。仕事をリタイアし、まだ健康でアクティブである世代の「高齢となるまで子育て世代のいないコミュニティで静かに暮らしたい」、との需要から全米に広まった。

コミュニティを運営・管理する側は、決められたガイドラインに従って運営している。そうした決まりには、総居住ユニットの80%以上は必ず55歳以上の住人が住んでいること、またはユニットの住人の一人が62歳以上であること、といったものがある。

こうしたシニア向けアパートメントやコンドミニアムでは、ライフスタイルに合わせたアメニティーやアクティビティー、フィットネスクラスが提供されているが、医療、介護、介助は含まれていない。

2020年時点で、全米のシニア人口の10%は55+ Communityに住んでいる。 US Census Bureauによると、7,500万人のベビーブーマーの内、その半数に近い3,200万人がリタイアメント コミュニティーに住みたいとのこと。 2030年には65歳以上の人が5人に1人になるので、需要は確実に増えていくことが予想される。


 

 55+ Communityに住むには、①所有権を購入するか、②賃貸契約を結ぶの大きく2通りある:


所有権購入の場合

MA州での購入費用の目安

※物件の価格例は2021年時点のもの

※コンドミニアムの購入費に加え、コンドミニアム フィー(共益費)と税金がかかる。共益費の額は、高齢者向けサービス(ショッピングの交通手段の提供、施設内レストランでの食費など)の種類や有無など施設によって違ってくるため要確認

 

購入の良い点:

 

購入する場合の注意点:

 

賃貸の場合

MA州での賃貸費用の目安 (2021年12月時点)

例:

2ベッドルーム、2バスルーム、1,592 square feet、キッチンあり、家具なし。ガレージ駐車場 一台分込みで月に$2500。光熱費は水道・下水以外は含まれていない。一年契約で、クラブハウス、ジムなどのアメニティーあり。

 

1ベッドルーム、 759 square feet、キッチンあり、家具なし。光熱費は電気代、インターネットを除き含まれる。 駐車場スペースが1台分付き、契約は毎年更新。月に$2,878。

 

Studio、500 square feet、キッチンなし、駐車場スペース一台分付で月に$5500。一年契約。

施設にはジムなどのアメニティーがあり、食事が含まれ、定期的な掃除や、買い物、通院などの送迎サービスといったAssisted Living で提供されるサービスが含まれている。

 

賃貸の良い点:

 

 

賃貸する場合の注意点:

 

55⁺ Community の探し方:

● オンラインで探す

 

● 不動産業者に依頼する

 

● シニアセンターにて相談