図書館

図書館 (本などの貸出、イベント、 ミュージアムパス)


●公立図書館(Public Library)について

日本と同じく、アメリカでも多くの市町村に公立図書館があります。大きな市にはブランチも多く存在するので、最寄りの図書館をぜひのぞいてみてください。沢山の蔵書の他に、メディア(CD、DVD等)の貸し出しや、子供向けのおもちゃ、ゲーム、プロジェクター、楽器やキッチングッズ等を貸し出している図書館もあります。


また図書館では、映画鑑賞会やアート展覧会などの催しや、ブッククラブ、テクノロジークラスなども開かれています。子供向けのプログラムはどの図書館でも充実しており、ストーリータイムやゲームナイトなどが定期的に開催されているので、イベントスケジュールをチェックしてみてください。また、英語の読み書きを学びたい人を対象として、ESLクラスを企画している図書館や、ボランティアによる英語の無料チューターを利用できる図書館もあります。毎月のイベントスケジュールをチェックすると、その充実さに驚かれるかもしれません。ぜひ興味のあるイベントに参加してみてください。



●図書館の利用

・ 図書カードを作る(メンバーになる)

図書館の受付でアプリケーションフォームに記載し、アメリカの運転免許証かMass IDを見せるとカードが発行されます。(どちらもない場合: パスポートなどの写真付きIDと、現在の居住証明になるもの(公共料金の請求書など)を持参すると良いでしょう)

オンラインでeCardの申し込みを受け付けている図書館もありますが、申し込み条件があったり、ミュージアムパス(下記参照)が申し込めない場合があるなど、利用に際して制限があります。該当の図書館に問い合わせるか、ホームページでご確認ください。

基本的には、お住まいの地域の図書館でカードを作ることになりますが、Boston Public Libraryは、マサチューセッツ州に住む/住居がある/働いている人なら誰でもカードを作ることができます。


・ 本、メディア、ebooks 等を借りる

借りたい本などを受付に持っていく、または自分でスキャナーを通すことで貸し出し手続きを行います。どの図書館にも返却ボックスが備え付けてあるので、24時間いつでも返却可能です。また、Library Network内であれば、借りた場所に関わらずどの図書館でも返却可能です。貸し出し期限を過ぎると延滞料金が発生するため、期限や延滞料金を確認してください。

借りたい本が貸出中の時はplace a holdというリクエストシステムがあり、wait listに名前を入れておけばその本が返却された際に連絡をもらえます。


図書館のオンラインシステムを利用し、ebooks、オーディオブックなどを借りることもできます。また提携している他の図書館の本をリクエストしたり、他図書館のebook等を借りることもできます。

Boston Public Library:Boston Public Library

  Minuteman Library Network:Libraries | MLN

図書カードを使って、以下のサイト(アプリ)から eBooks、オーディオブック、映画、TV番組、 雑誌、音楽を無料でダウンロード/ストリーミングできます。

Hoopa: Hoopla

Libby: Libby App: Free ebooks & audiobooks from your library | by OverDrive

Kanopy:Kanopy (映画)


多くの図書館では、PC等のデバイスを館内利用に限り貸し出ししており、自由に利用できます。一部の図書館では、laptop等の館外貸し出しも行なっています。


・ ミュージアムパスを申し込む

図書館を利用する大きなメリットの一つは、このミュージアムパスです。図書カードを持っている人は、その図書館が取り扱っているミュージアムパスを利用し、美術館、博物館、水族館等へ割引または無料で入場できます。ミュージアムパスはオンラインで申請・利用できるものもあれば、事前に図書館に取りに行き、使用後に返却が必要なものもあります。人気のミュージアムパスはすぐに無くなってしまうので、スケジュールに合わせて事前に申し込みをしてください。