医師へのかかり方
医師
主治医(PCP: Primary Care Physician):持っている保険のネットワークの中の内科医か家庭医から選びます。子供の場合は小児科医か家庭医になります。主治医を探すには近所の人に尋ねる・保険会社のリストから選ぶ・(日本語を話せる医師を探すには)www.jbline.orgのイエローページの「医師」を参照するなどの方法があります。最初に主治医を決めてから受け付けてもらえる保険を選ぶということもできます。保険の種類がPPOの場合はPCPを選ぶ必要もなく自由にネットワーク内の好きな医師にかかることができます。
専門医:主治医にまず会って、そこから紹介(referral)してもらいます。保険ネットワーク内の医師を選ぶことになります。
Urgent Care:救急(ER)に行くほどでもないが心配な場合はUrgent Careも便利です。オンラインで予約を入れることができます。ご自分の保険がカバーされるかご確認ください。特に小児の場合は、年齢によって診察できる医師が常駐していない場合もありますので事前の確認が必要です。
救急(ER):急遽病気になった場合は主治医に予約を入れますが、急ぐ場合や週末などはEmergency(救急)へ行きます。ERでは重篤な人優先で待ち時間が長いことがありますので、暖かい上着や待ち時間をつぶせる本などをお持ちください。保険の種類にもよりますが救急車は自己負担が大きいのでお気をつけください。また救急車にも保険のネットワークの内外がありますので自分の保険を伝えておくことが大切です。
患者として準備しておくこと、気をつけておくこと
日本に比べ医師との関係はより対等なパートナーシップです。医師との時間は大抵限られています(平均15分-20分程度)ので、話したいこと・質問事項等を事前にまとめておくとよいでしょう。
必要な場合は事前に通訳の依頼をしておきます。(大きな病院のみ)
初診時には家族(血縁の祖父母まで)の病歴も聞かれることもありますので、準備しておきます。また既往歴や今取っている薬など英語で書類に書きますので準備しておきましょう。
治療の選択肢の説明をわかるまで聞いても問題ありませんし、必要があれば専門医へ紹介してもらうことを自分から依頼することもできます。
医師へのかかり方についてご質問がありましたら、いつでもhelp@jbline.orgあるいは781-296-1800までご連絡ください。