Rest Home

(レスト ホーム)

RCFE: Residential Care Facility For the Elderlyとも呼ばれる。基本的には歩行可能だが、多少の介護が必要な高齢者のための施設。24時間の医療看護や認知症ケアを必要としない自立を重んじる高齢者向け。

一般の住居を使用する場合が多いので住宅地に位置することが多く、アットホームな環境。家事に追われることなく、通常に近い生活を送ることができる。24時間医療看護ケアが必要な人は入居できない。

 

住居

 ● シングル、もしくはダブルルーム。一軒家を利用しているRest Homeでは、トイレ・シャワーの共有が多い。

 ● 家具は備え付けだが、私物の家具の使用が可能な場合もある。


介護やサービス

 ● 介助は必要に応じて提供される

 ● 認知症ケアを提供する施設もあるが、問い合わせが必要

 ● 3食・スナック、特別食にも対応

 ● アクティビティは施設により異なる

※介助は必要に応じて提供されるが、その施設で介助できる限度や認知症ケアの限度を超えた場合、退去を求められる可能性もあるため、その対処方法を事前に問い合わせておくこと。

 

費用

介護度に合わせて介護費用が上がるAssisted Livingとは違い、介護度合いに関わらずその施設ごとに一定金額の月額費用を支払う。健康保険(Long term Care 保険も含む)の適用範囲は施設により異なる。一般的にAssisted Livingよりも安価な場合が多い。

 

運営

Assisted Living FacilityはMA州のExecutive Office of Elder Affair(高齢者福祉局)の管轄下にあるのに対し、Rest Homeは病院と同じく、MA州のDepartment of Public Health (DPH) (保健課) の管轄のもと、 Health Care Facilityとして運営されている。

 

Rest Home の探し方:

マサチューセッツ州(MA州)のRest Homeの組合サイトMARCH (Massachusetts Association of Residential Care Homes)からRest Homeを検索(注意:全てのリストではない)

https://maresidentialcarehomes.org/for-family-and-caregivers/find-a-home/

 

MA州のRest Homeの探し方ガイドライン

https://www.mass.gov/doc/long-term-care-ombudsman-guide-to-selecting-a-nursing-or-rest-home/download

 

施設選びの参考:

 ● 施設を見学してみる

 ● 施設を見学した際に、その施設の居住者や家族から体験談を聞くためのコーディネートを施設にしてもらう

 ● 当該施設の評価を知りたい場合は、MA州のOmbudsman program(オンブズマン制度:監察制度)を参照

    https://www.mass.gov/service-details/ombudsman-programs